新彊名物の手抓飯(ショウジュアファン/羊肉と人参と玉葱のチャーハン)を食べてみた。ウイグル語では「ポロ」と言うが
五一路のナイトバザールには、様々な屋台が出るが、お勧めはマーラータン。均一料金で明朗会計。羊の焼き物は当たり外れがある。美味しい中華料理屋が一軒だけあって、いつも大勢の人で賑わっている。ナイトバザールは、夜中2時くらいまであいている。新疆飯店に泊まると便利だ。
名物地方料理 新疆大盤鶏、烤全羊、羊肉抓飯など。
名物軽食 シシカバブー、烤饢、拉條子、薄皮包子、涼麺、油塔子、曲曲、油饊子、帕爾木丁など
シシカバブー
新疆のシシカバブーは中国各地でよく知られている。ウイグル族の人々は一般に焼き肉を「カバプ」(喀瓦普)という。焼き方の違いによってトゥノルガバプ(『図奴爾喀瓦普』と言われる饢坑烤肉で、つまり興味深げに話すヒツジの丸焼き)、ズェゴガジュプ(『孜合喀玖普』、肉の串焼き)、カサンガバプ(『喀贊喀瓦普』と言われる鍋の肉焼きで、実は焼き肉の炒め物)、カニンガバプ(『刻仁喀瓦普』、胃袋部の焼き肉)に分かれている。
手抓飯
「手抓飯」はウイグル族の言葉でボノ(波糯)といい、ウイグル族やウズベク族などの人々がお客様をもてなすおいしい食べ物の一つである。
特色のある飲食街
公園北街飲食街
この一帯の天天潮州牛肉丸店、北京飯荘、川娃子飯店や数多くのホテルのレストランはいずれも特色がある。
幸福路飲食街
香辣蟹、老陝製造、六味焼鵝店、香缽缽菜坊など数十軒のレストランがこの地に集まっている。
五一夜店
ウルムチ市の最も知られている夜店が建ち並ぶ軽食街。全長約500メートルの大通りは毎晩非常ににぎやかで、中国各地の特色のある軽食および新疆の拉條子、シシカバブーを至るところで賞味することができる。
特色のあるレストラン
名称 種類 所在地 電話(地区番号86991)
金谷大酒店 新疆料理 新華北路80号 2826788
巴国布衣
風味酒楼 新疆料理 揚子江路31号 5816066
非凡玖煲 非常煲(特色のある料理)
浙江料理 幸福路31号 2617673
湘川餐飲広場 湖南/四川の料理 青年路16号 8841969
張福記 軽食 民主路30号 2310443
阿布拉的ナン店。
ウルムチで評判のナンの店、ということで買いに行って見ました。
けっこう待たされましたが、焼きたてがほんとにおいしかったです。
わざわざ行く価値あり!!だと思いました。
夏瑪里巴克快餐。
ガイドブックに「とにかくおいしい」と書いてあったので行って見ました。
ほんとにとにかくおいしかった!!です。しかも安い
①炒麺。小さく切った麺とをトマト・ピーマン・肉などと炒めたもの。
見かけは悪いけど、美味しかったです♪
②鶏肉拉麺。ぶつ切りの鶏とトマトの煮込みを麺にかけて食べます。
ピリ辛で、これもなかなかの美味♪♪
沙依巴克大盤鶏風味酒楼。
中国西北地方の名物料理、「大盤鶏」を食べに行きました。
地鶏・ジャガイモ・ピーマン・トマトのピリ辛煮込み料理。
お店は通りかかってたまたま見つけたのですが、
専門店のようで、大盤鶏の種類もたくさんあって充実していました。
しかし・・・中と大があって、中サイズを頼んだにもかかわらず
この大きさです。道理でお店の人が、コレを注文した時点で
「これ1つで十分だから、もう他のものは注文しない方がいい。
ムダにしたらもったいない」と言ったわけです。
住所は烏魯木齊市揚子江路31号、電話5816066です。
ウルムチに行かれる方はぜひどうぞ
お昼ご飯は、バザール近くの夏瑪里巴克快餐へ。
店先で焼いたシシケバブとナン、ラグ麺という手のべ麺。
機密大盤鶏
「でかっ!!」
そもそも大盤鶏とは「大皿鶏」という意味で、鶏を一匹まるごと使うご馳走料理だから、
量が多いことは折り込み済み。でも、さすがは本場、その量は僕らの想像を上回った。
「おお、旨い!旨いよ!想像していた通りの『大盤鶏』だ!」
「さすが地鶏!鶏が美味しいね。ジャガイモや唐辛子の味わいも濃い気がするよ!」
大盤鶏は新疆料理の中では比較的新しい部類で、
1980~90年代になって、四川省からの移民の影響を受けて生まれたものらしい。
『机密大盘鸡』
住所:乌市幸福路(正確な番地不明。299号の対面あたり)
電話:0991-2625-499
*行くなら、大盤鶏単品狙いで!
■今日の料理■
大盘鸡 da4pan2ji1 (品書きの表記は、红烧土鸡 hong2shao1tu3ji1)
→ナンを追加する場合は、加馕丁 jia1nang2ding1
老虎菜 lao3hu3cai4
ナーレン(納仁)。
先日のラグメンを新疆版ぶっかけうどんとするなら、ナーレンは新疆版きしめんだ。
ただ、ラグメンの専門店は街のそこらじゅうにあるのに、ナーレンの専門店はとても少ない。
これは、ナーレンがウイグル族の料理ではなく、カザフ族の料理だからだろう。
ウイグル族が新疆の人口の45%を占めるのに対し、カザフ族はたったの7%しかいない。
元々は、カザフ族が客人を招待するときに羊一頭を丸ごと捌いて作るごちそうだったらしいが、
今はレストランで気軽に食べられる。
羊肉のカタマリを玉葱と一緒に長いこと煮込んでスープを作り、一度肉を取り出してから
そのスープで麺を煮込み、麺とスープを碗に盛ったところに細かく切り分けた肉をのっけて食べる。
僕らが食べた『外力阿图什纳仁王』では、更に黄萝卜(黄色いニンジン)も入っていた。
ところで、この店ではナーレン以上に気に入ったものがある。
それは、羊肉湯(羊肉スープ)。
ベースのスープはナーレンと同じだと思うが、更にトマトと黄ニンジンを加えて煮込み、
香菜を散らしたものだ。ギルデというナンが添えられ、それをスープに浸して食べる。
ナーレンと比べると、麺がなくなり、香菜が加わった分、より爽やかで軽やか。
そのままスープを飲んでも旨いし、もっちりしたギルデにスープが染みるとまた旨い。
柔らかく煮込まれたニンジンは、驚くほど香りがよく、甘く、ただの野菜がご馳走になる。
「いやあ、これは頼んでみて良かったな。ナンを浸して食べると、あんなに旨いんだなあ」
「羊とかニンジンとか、材料は限られているんだけど、多彩な味わいがあるよね」
拌麺(ラグメン)と抓飯(ポロ)の二択に飽きたときにでも、是非お試しあれ!
■今日のお店■
『外力阿图什纳仁王』
住所:乌鲁木齐市爱国巷9号
■今日の料理■
纳仁 na4ren2
羊肉汤 yang2rou4tang1
そこで僕らが訪れたのは、恐らくウルムチで一番有名なナン屋『阿布拉达尔曼馕』だ。
行列が出来るほどの人気店なので、在庫が溜まることがなく、焼きたてを食べるには都合がいい。
店頭にはいくつかタンドール釜(トヌル)が並び、職人がひっきりなしに焼き続けている。
■今日のお店■
『阿布拉达尔曼馕(通称:阿布拉的馕/アブラダナン)』
住所:乌鲁木齐市西虹西路140号
■今日の料理■
馕 nang2
ウイグル料理は、美味しいけれど、決して種類が豊富ではないと昨日書いた。
とあるウイグル族の青年は、僕に言ったものだ。「昼飯はだいたい抓飯か拌麺のどちらかだね」。
恐るべし、2択限定の無限ループ!
その上酒も飲めない食生活なんて僕には到底受け入れられないけれど、
そんな縛りなしに好きなときだけ食べていいのなら、抓飯も拌麺もとても美味しいものだ。
今日は、抓飯について書こう。ウイグル風ピラフと言ったところだが、
僕らがウルムチで抓飯を食べたのは、その名も『17号抓飯王』。
元々は五一市場の17号門の前にあったから、「17号」。
どうせなら一番豪華なのを食べようと、僕は葡萄干抓飯肉を注文した。
スタンダードな抓飯に新疆名物の干し葡萄を加え、骨付き羊肉をのっけたヘビーな一品だが、
新疆の人々はこういうのを朝でも昼でも躊躇なく食べているのだ。
この抓飯、ウイグル料理レストランならどこにでもあるが、油ギトギトの作り置きを出す店も
たくさん見かけたので、食べるならこういう専門店や客の回転の早い店で食べた方が良さそうだ。
■今日のお店■
『17号抓饭王』
住所:沙依巴克区和田街268号(元々は39号。区画整理で住所が変わったようだ)
電話:0991-5890117
■今日の料理■
葡萄干抓饭肉 pu2tao・gan1zhua1fan4rou4
抓饭包子 zhua1fan4bao1zi・
酸奶 suan1nai3
連れが頼んだのは、抓飯包子。羊肉餃子をのっけた抓飯である。
正直、大して旨くもなさそうに見えた羊肉餃子が、想像以上に旨かった。
阿布拉的ナン店。
ウルムチで評判のナンの店、ということで買いに行って見ました。
けっこう待たされましたが、焼きたてがほんとにおいしかったです。
わざわざ行く価値あり!!だと思いました。
夏瑪里巴克快餐。
ガイドブックに「とにかくおいしい」と書いてあったので行って見ました。
ほんとにとにかくおいしかった!!です。しかも安い

①炒麺。小さく切った麺とをトマト・ピーマン・肉などと炒めたもの。
見かけは悪いけど、美味しかったです♪
②鶏肉拉麺。ぶつ切りの鶏とトマトの煮込みを麺にかけて食べます。
ピリ辛で、これもなかなかの美味♪♪
沙依巴克大盤鶏風味酒楼。
中国西北地方の名物料理、「大盤鶏」を食べに行きました。
地鶏・ジャガイモ・ピーマン・トマトのピリ辛煮込み料理。
お店は通りかかってたまたま見つけたのですが、
専門店のようで、大盤鶏の種類もたくさんあって充実していました。
しかし・・・中と大があって、中サイズを頼んだにもかかわらず
この大きさです。道理でお店の人が、コレを注文した時点で
「これ1つで十分だから、もう他のものは注文しない方がいい。
ムダにしたらもったいない」と言ったわけです。
住所は烏魯木齊市揚子江路31号、電話5816066です。
ウルムチに行かれる方はぜひどうぞ

お昼ご飯は、バザール近くの夏瑪里巴克快餐へ。
店先で焼いたシシケバブとナン、ラグ麺という手のべ麺。
機密大盤鶏
「でかっ!!」
そもそも大盤鶏とは「大皿鶏」という意味で、鶏を一匹まるごと使うご馳走料理だから、
量が多いことは折り込み済み。でも、さすがは本場、その量は僕らの想像を上回った。
「おお、旨い!旨いよ!想像していた通りの『大盤鶏』だ!」
「さすが地鶏!鶏が美味しいね。ジャガイモや唐辛子の味わいも濃い気がするよ!」
大盤鶏は新疆料理の中では比較的新しい部類で、
1980~90年代になって、四川省からの移民の影響を受けて生まれたものらしい。
『机密大盘鸡』
住所:乌市幸福路(正確な番地不明。299号の対面あたり)
電話:0991-2625-499
*行くなら、大盤鶏単品狙いで!
■今日の料理■
大盘鸡 da4pan2ji1 (品書きの表記は、红烧土鸡 hong2shao1tu3ji1)
→ナンを追加する場合は、加馕丁 jia1nang2ding1
老虎菜 lao3hu3cai4
ナーレン(納仁)。
先日のラグメンを新疆版ぶっかけうどんとするなら、ナーレンは新疆版きしめんだ。
ただ、ラグメンの専門店は街のそこらじゅうにあるのに、ナーレンの専門店はとても少ない。
これは、ナーレンがウイグル族の料理ではなく、カザフ族の料理だからだろう。
ウイグル族が新疆の人口の45%を占めるのに対し、カザフ族はたったの7%しかいない。
元々は、カザフ族が客人を招待するときに羊一頭を丸ごと捌いて作るごちそうだったらしいが、
今はレストランで気軽に食べられる。
羊肉のカタマリを玉葱と一緒に長いこと煮込んでスープを作り、一度肉を取り出してから
そのスープで麺を煮込み、麺とスープを碗に盛ったところに細かく切り分けた肉をのっけて食べる。
僕らが食べた『外力阿图什纳仁王』では、更に黄萝卜(黄色いニンジン)も入っていた。
ところで、この店ではナーレン以上に気に入ったものがある。
それは、羊肉湯(羊肉スープ)。
ベースのスープはナーレンと同じだと思うが、更にトマトと黄ニンジンを加えて煮込み、
香菜を散らしたものだ。ギルデというナンが添えられ、それをスープに浸して食べる。
ナーレンと比べると、麺がなくなり、香菜が加わった分、より爽やかで軽やか。
そのままスープを飲んでも旨いし、もっちりしたギルデにスープが染みるとまた旨い。
柔らかく煮込まれたニンジンは、驚くほど香りがよく、甘く、ただの野菜がご馳走になる。
「いやあ、これは頼んでみて良かったな。ナンを浸して食べると、あんなに旨いんだなあ」
「羊とかニンジンとか、材料は限られているんだけど、多彩な味わいがあるよね」
拌麺(ラグメン)と抓飯(ポロ)の二択に飽きたときにでも、是非お試しあれ!
■今日のお店■
『外力阿图什纳仁王』
住所:乌鲁木齐市爱国巷9号
■今日の料理■
纳仁 na4ren2
羊肉汤 yang2rou4tang1
そこで僕らが訪れたのは、恐らくウルムチで一番有名なナン屋『阿布拉达尔曼馕』だ。
行列が出来るほどの人気店なので、在庫が溜まることがなく、焼きたてを食べるには都合がいい。
店頭にはいくつかタンドール釜(トヌル)が並び、職人がひっきりなしに焼き続けている。
■今日のお店■
『阿布拉达尔曼馕(通称:阿布拉的馕/アブラダナン)』
住所:乌鲁木齐市西虹西路140号
■今日の料理■
馕 nang2
ウイグル料理は、美味しいけれど、決して種類が豊富ではないと昨日書いた。
とあるウイグル族の青年は、僕に言ったものだ。「昼飯はだいたい抓飯か拌麺のどちらかだね」。
恐るべし、2択限定の無限ループ!
その上酒も飲めない食生活なんて僕には到底受け入れられないけれど、
そんな縛りなしに好きなときだけ食べていいのなら、抓飯も拌麺もとても美味しいものだ。
今日は、抓飯について書こう。ウイグル風ピラフと言ったところだが、
僕らがウルムチで抓飯を食べたのは、その名も『17号抓飯王』。
元々は五一市場の17号門の前にあったから、「17号」。
どうせなら一番豪華なのを食べようと、僕は葡萄干抓飯肉を注文した。
スタンダードな抓飯に新疆名物の干し葡萄を加え、骨付き羊肉をのっけたヘビーな一品だが、
新疆の人々はこういうのを朝でも昼でも躊躇なく食べているのだ。
この抓飯、ウイグル料理レストランならどこにでもあるが、油ギトギトの作り置きを出す店も
たくさん見かけたので、食べるならこういう専門店や客の回転の早い店で食べた方が良さそうだ。
■今日のお店■
『17号抓饭王』
住所:沙依巴克区和田街268号(元々は39号。区画整理で住所が変わったようだ)
電話:0991-5890117
■今日の料理■
葡萄干抓饭肉 pu2tao・gan1zhua1fan4rou4
抓饭包子 zhua1fan4bao1zi・
酸奶 suan1nai3
連れが頼んだのは、抓飯包子。羊肉餃子をのっけた抓飯である。
正直、大して旨くもなさそうに見えた羊肉餃子が、想像以上に旨かった。
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